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動画編集の副業が気になって調べると、「稼げない」「やめとけ」という言葉が目に入ってきます。
単価が安い、ライバルが多い、時給にすると数百円。始める前から、そんな話ばかりを聞くと、手が止まってしまいますよね。
ACALでは、動画編集の副業に取り組む15人を取材してきました。
月収0円の人もいれば、月35万円に届いた人もいます。
毎月の応募数や受注数、月収の推移まで、数字で聞いています。
この記事では、その数字をもとに、動画編集の副業は本当に稼げないのかを確かめます。
- 動画編集の副業は、稼げます。
取材した15人のうち10人が、月5万円以上を稼いでいました。 - ただし、途中に2つの壁があります。
仕事を1件も取れない「0→1の壁」と、仕事は取れても単価が低く伸びない「1→10の壁」です。
動画編集の副業で、実際いくら稼げている?
まずは、取材した15人の今の月収を並べてみます。

15人の月収の真ん中は、月6万円でした。月5万円以上を稼いでいる人は、15人中10人います。
「動画編集の副業は稼げない」と言われますが、取材した人たちを見る限り、稼げている人のほうが多数派です。
20万円を超える人も3人いました。
一方で、月0円の人と、月1〜3万円の人もいます。
同じ動画編集の副業でも、結果はきれいに分かれていました。
この差がどこから生まれるのかが、この記事の本題です。その前に、「いつから稼げるのか」を見ておきます。
取材は2026年3月〜11月に行いました。月収は取材時点の平均月収です。平均月収のない1人は最高月収、1人は「月8〜10万円」の中央値を使っています。取材に応じてくれた人の範囲で見えた傾向で、統計的な結論ではありません。
動画編集の副業は、いつから稼げる?稼げるようになるまでの期間
初報酬は、2ヶ月以内に入る人が多い
仕事を探し始めてから、最初の報酬が入るまでの期間を並べました。

15人中10人が、2ヶ月以内に初報酬を得ていました。 遅い人でも4ヶ月です。
「稼げるまで半年〜1年かかる」という話もよく見かけますが、最初の1件にたどり着くまでは、思っているより早いことが分かります。
ただし、月5万円に届くのは半年前後
月ごとの収入を記録していた3人について、初報酬が入った月からの推移を見てみます。

3人とも、最初の数ヶ月は月数百円〜数万円でした。りょうさんの1ヶ月目は約300円、飛鳥さんは0円です。
月5万円に届いたのは、りょうさんと飛鳥さんがどちらも6ヶ月目。みらいさんは、半年たっても月1〜2万円台で、7ヶ月目以降に最高で月5万円台まで届いています。
この3人の場合、初報酬までは早いけれど、そこから月5万円までに半年ほどかかっていました。
なぜ「動画編集は稼げない」と言われるのか:2つの壁
取材した人たちの歩みを並べると、稼げずに止まっている人は、次の2つの壁のどちらかにいました。
| 壁 | 中身 | 取材した人の実例 |
|---|---|---|
| 0→1の壁 | 応募しても受からない。そもそも応募できない | 30件応募して通過率0%、22件応募して受注0件、自信がなく応募ボタンを押せない |
| 1→10の壁 | 仕事は取れたが、単価や時給が低く伸びない | 時給約250円、時給500円以下、月10本で4.5万円、月1万円のまま |
0→1の壁:応募しても受からない
最初の壁は、1件目の仕事を取るところです。
デジハクを卒業した飛鳥さん(30歳・教員)、卒業後1ヶ月目は22件応募して受注0件でした。


飛鳥さん(30歳・会社員)
提案文がわからず、テンプレを貼り付けるだけだったので、ほぼ無視される状態でした。
そもそも応募まで進めない人もいます。
みらいさん(34歳・元接客業)は、自分のスキルに自信が持てず、応募ボタンを押す手前で毎回止まっていた時期がありました。



みらいさん(34歳・元接客業)
自分のスキルに自信が持てず、応募ボタンを押す手前で毎回止まっていた時期がありました。
Yさん(24歳・医療事務)は、本業と並行する負担から、取材時点ではまだ応募できていません。
1→10の壁:仕事は取れたが、割に合わない
2つ目の壁は、仕事が取れた後にやってきます。
Reoさん(22歳)は、中学生のころから動画制作をしていて、技術には自信がありました。それでも案件をこなすうちに、10分の動画に20時間、時給にすると約250円という状態に陥ります。



Reoさん(22歳・フリーランサー)
技術以前に、相談できる相手も、仲間もいない。一人で抱え込んで、伸び悩んでいました。
飛鳥さんも、卒業後4ヶ月目に1本あたりの作業時間を計算してみて、時給500円以下だったことに気づきました。



飛鳥さん(30歳・会社員)
このままでは、続けるほど消耗してしまうと感じました。
条件の厳しい案件も珍しくありません。
me_bnさん(41歳・主婦)が最初に得た仕事は、月10本(企画・撮影・編集)で4万5,000円でした。
動画編集CAMPを卒業したバサさん(24歳・会社員)は、卒業後2ヶ月目から月約1万円のまま伸びていません。
【吹き出し:バサさん】動画編集の技術と、案件を獲得・継続させる力は別物だと、実際にやってみて痛感しています。



バサさん(24歳・社会人)
動画編集の技術と、案件を獲得・継続させる力は別物だと、実際にやってみて痛感しています。
仕事は取れる。でも時給が合わない、月収が伸びない。ここで「やっぱり稼げない」とやめてしまう人が多いのが、2つ目の壁です。
稼げる人は、2つの壁をこう越えた
では、月5万円以上を稼いでいる人たちは、この2つの壁をどう越えたのか。変えたことと、その結果を並べます。
| 壁 | 人 | 変えたこと | 結果 |
|---|---|---|---|
| 0→1 | まほさん | 応募をやめ、Xで作品を発信して見つけてもらう側に | 依頼の6割がX経由。通過率は0%→70〜80% |
| 0→1 | むぎさん | ジャンルごとにポートフォリオを作り分け、見せ方を整えた | 通過率 約13%→約80% |
| 0→1 | 飛鳥さん | テンプレ貼り付けをやめ、プロフィールとポートフォリオを改修 | 22件で0件→3ヶ月目に3件受注 |
| 1→10 | 飛鳥さん | 「1本5,000円以下は受けない」と決め、サムネイルとセットに | 1本8,000〜15,000円。月7〜8万円へ |
| 1→10 | 夢子さん | 営業は一切せず、連絡・確認・納期の前倒しを徹底 | 単価1万円→2万円 |
| 1→10 | りょうさん | 目の前の案件を丁寧にこなし、継続につなげた | 3ヶ月目から受注が応募を上回り、6ヶ月目に月5万円 |
| 1→10 | みらいさん | 一つひとつ丁寧に仕上げ、リピートを積んだ | 7ヶ月目以降、応募0件でも月2〜6件の受注 |
| 1→10 | 棚橋さん | 企業向けの案件に移った | 単価8,000円→4万円 |
| 1→10 | まほさん | スクールで一段上の領域を学んだ | 受講後の半年で単価1.5倍 |
0→1の壁は「応募の質」と「見つけてもらう」で越えた
0→1の壁を越えた人がしたのは、応募の数を増やすことではありませんでした。
むぎさん(28歳)は、ジャンルごとに雰囲気を変えたポートフォリオを用意し、ココナラやSNSの見せ方を整えることで、応募の通過率を約13%から約80%まで上げています。
飛鳥さんは、テンプレートを貼り付けるだけの提案文をやめ、プロフィールとポートフォリオを大幅に作り直しました。2ヶ月目に1件、3ヶ月目に3件と、受注が増え始めています。
まほさんは、応募して選ばれるのを待つのをやめました。Xで作品を発信し、見つけてもらう側に回ったことで、初めての仕事はXのDM経由で決まり、今では依頼の6割がX経由です。
1→10の壁は、4つの型で越えた
1→10の壁の越え方は、大きく4つに分かれました。
1. 単価のラインを決める
時給500円以下に気づいた飛鳥さんは、「1本5,000円以下は受けない」という最低ラインを決めました。同時に、テロップのデザインやサムネイル制作を編集とセットで提供するようにしたことで、1本8,000〜15,000円の案件が中心になっています。
2. 信頼で単価を上げる
夢子さん(29歳・0歳児ママ)は、営業は一切していないと言い切ります。連絡をスムーズにし、納品前の確認を徹底し、納期を前倒しし、案件ごとに+αの演出を入れる。当たり前のことを高いレベルで続けて、単価を1万円から2万円に上げました。
3. 継続を積む
りょうさん(29歳・会社員)の応募数は、月3〜5件でほとんど増えていません。それでも、3ヶ月目からは受注数が応募数を上回りました(図4の右)。一度仕事をしたクライアントから、継続して依頼を受けられるようになったからです。6ヶ月目には月5万円に届いています。
みらいさんは、7ヶ月目以降、新しい応募を0件にしても、リピートだけで月2〜6件の仕事が続いています。
4. 一段上の案件に移る
棚橋さん(23歳・フリーランス)は、企業向けの案件に移ることで、単価を8,000円から4万円に上げました。まほさんは、独学で頭打ちになった企業広告やカラーグレーディングの領域をスクールで学び、受講後の半年で単価が1.5倍になっています。
稼げている人は、特別な才能があったわけではありません。
0→1の壁では「どう見せるか」を、1→10の壁では「どの仕事を、いくらで、誰と続けるか」を変えていました。
どちらも、編集の技術そのものではなく、仕事の取り方と選び方の話です。
2つの壁は、スクールで越えられる
0→1の壁も、1→10の壁も、スクールで越えた人がいます。
| 壁 | 人 | スクールで手に入れたもの | 結果 |
|---|---|---|---|
| 0→1 | 棚橋さん | 受講後のコミュニティで初案件 | 今は月35万円 |
| 0→1 | りょうさん | 営業文の添削と、コミュニティ経由の案件 | 6ヶ月目に月5万円 |
| 0→1 | みらいさん | 実践の課題と講師の添削で、応募する自信 | 卒業後1ヶ月目に初受注 |
| 0→1 | 飛鳥さん | 学ぶ順番(独学では1週間で手が止まった) | 卒業後2ヶ月目に初受注、今は月8万円前後 |
| 1→10 | Reoさん | 情報、人脈、仲間(独学では時給約250円) | 最高月30万円 |
| 1→10 | まほさん | メンターの添削と、一段上の領域のスキル | 受講後の半年で単価1.5倍 |
独学では応募ボタンを押せなかったみらいさんは、デジハクの実践的な課題と講師の添削で自信をつけ、卒業後1ヶ月目に初めての仕事を受けました。
営業が初めてだったりょうさんは、動画編集CAMPのアフターサポートで営業文を確認してもらい、コミュニティ経由で案件を獲得しています。



りょうさん(29歳・社会人)
同じ画面を見ながら説明してもらえるので、どこをどう操作すればいいのかが感覚的に分かりやすく、つまずきをその場で解消できました。
0→1の壁で止まっている人へ
応募しても受からない、応募ボタンを押せない人には、案件の紹介や、営業文の添削があるスクールが近道です。
動画編集CAMPは、受講後のアフターサポートで営業文の添削とコミュニティ経由の案件があり、棚橋さんとりょうさんはここで最初の仕事を得ています。
1→10の壁で止まっている人へ
仕事は取れても単価が上がらない人には、一段上のスキルを体系的に学べるスクールが効きます。デジハクのPROコースでは、After Effectsやカラーグレーディングまで学べ、まほさんは受講後の半年で単価を1.5倍にしています。
ACALがおすすめする5つのスクールを、料金とサポートで比べたい方はこちらです。
一方で、スクールに通っても、技術だけで止まった人もいます。
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まとめ:動画編集の副業は稼げる。止まるのは2つの壁
動画編集の副業は、稼げます。
- 取材した15人のうち、10人が月5万円以上。月収の真ん中は月6万円
- 初報酬は、14人中10人が2ヶ月以内。ただし、月ごとの収入を記録していた3人は、月5万円に届くまで半年ほどかかった
- 「稼げない」と言われるのは、0→1の壁(受からない)と1→10の壁(割に合わない)で止まる人が多いから
- 壁を越えた人は、見せ方、単価のライン、信頼、継続、上の案件への移動で越えていた
今、自分がどちらの壁の前にいるかが分かれば、次にやることは決まります。一人で越えられそうなら、この記事の越え方から1つ試してみてください。一人では難しいと感じたら、スクールで越えた人たちの道があります。






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